友人や同僚、親戚への結婚祝いは、大切な節目を祝うプレゼントなので相手に心から喜んでもらえるものを選びたいですよね。そんな時、結婚祝いに食器を選んでみてはいかがでしょうか。この記事では、結婚祝いに食器がおすすめな理由や結婚祝いを選ぶ時のマナーやポイント、おすすめの食器ブランドまでご紹介します。
結婚祝いを贈る時のマナー
どんなに心を込めてプレゼントを選んでも、マナー違反となるものを選んでしまったり、失礼となる渡し方をしたりしてしまうと意味がありません。まずはしっかりとマナーを知ったうえで、相手の喜ぶ姿を思い浮かべながら丁寧に結婚祝いを選びましょう。
縁起の悪い品物は避ける
「縁が切れる」ことをイメージさせる刃物類や「苦」と「死」の発音が含まれるくしなど、縁起が悪いとされる品物はできるだけ避けた方が良いです。
香典返しなど弔事のギフトとして使われる日本茶なども、結婚祝いでは避けた方が良い品物の一つとされていましたが、「茶柱が立つと縁起がいい」という表現があることからも最近では贈られることが多くなりました。
「縁起の悪い品物」については所説ありますが、新郎新婦の好みやライフスタイルに合わせて選ぶのが何より大切です。
渡す時期を考慮する
一般的には結婚式の2か月前から1週間前くらいに贈るのが良いとされています。事前に贈り物を送る場合は、配送日に気をつけ、到着が確実な方法で送るようにしましょう。
結婚式当日に渡すのはマナー違反とされるので、できるだけ避けて事前に渡すようにしましょう。
適切な金額内で選ぶ
プレゼントの金額は、相手との関係性によって変わりますが、結婚式に参列する場合は一般的に5,000円〜10,000円程度とされています。結婚式に参列しない場合は、10,000円〜30,000円程度が良いでしょう。
高すぎても低すぎても失礼にあたることがあるため、相場の金額に準じて選ぶようにしましょう。
熨斗をかける
正式なお祝いの場でのプレゼントには、和紙をかけ、水引で結び、熨斗を添えましょう。水引には、結びなおせない「結びきり」と、ほどいて結びなおすことのできる「蝶結び」の2種類があり、結婚のように一度きりが望ましいお祝い事では、必ず「結びきり」を使います。
また、メッセージを添えると、より気持ちが伝わる贈り物になります。
メッセージを送る際は、「別れる」「終わる」といった「忌み言葉」や「いろいろ」「たびたび」など同じ語句を繰り返す「重ね言葉」はマナー違反となるので注意しましょう。
当店ではご希望のお客様には当店でメッセージカードもご用意して同梱することも可能です。ぜひお気軽にアッシュガリエラジャパンまでご相談くださいませ。
「大安」や「先勝」など時期を選ぶ
結婚祝いを贈る時は「お日柄」も考えて選ぶとさらに良いです。冠婚葬祭を行う日程は、先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の「六曜」が重視されることが多く、結婚祝いを贈る日も、「大安」「先勝」「友引」といった吉日の午前中が良いとされます。
ただし、「先勝」は午前中は吉である一方午後は凶となってしまうので、時間帯にも注意してください。
結婚祝いを選ぶ時のポイント
まずは予算を決める
プレゼント選びに迷わないように、まずは相手との関係性を踏まえて予算を決めると良いです。友人、同僚、先輩、上司、親族など関係性によってふさわしい相場が異なります。友人や仕事関係者であれば5,000円〜10,000円程度、親族であれば10,000円~30,000円程度が相場と言われています。 予算内で最大限に喜んでもらえるプレゼントを考えてみましょう。
相手のファッションやインテリアに合わせて選ぶ
どんなに時間をかけて選んでも、相手の好みのファッションやインテリアに合わなければ喜んでもらえません。相手の好みを知るためには、事前に相手の持ち物やファッションを観察したり、会話の中でそれとなく聞き出したりする必要があります。プレゼント選びで失敗しないためには、欲しいものを直接聞いてしまうのも一つの方法です。
夫婦で使えるものや楽しめるものを選ぶ
結婚祝いは夫婦2人へのプレゼントなので、2人の好みのものや夫婦で楽しめるものを選ぶことが大切です。2人の好みが分からない場合は食事券や体験チケットなど、夫婦で一緒に時間を過ごしてもらえるようなプレゼントを選ぶのも良いでしょう。
結婚祝いには食器がおすすめ!
割れやすい食器やグラスなども「分かれる・バラバラになる」というイメージがあることから避けられていましたが、最近では「月日を重ねるごとに食器が増えて幸せも増える」というイメージから結婚祝いとして選ぶ人も多くなっています。
また、割れやすいものは「たくさんの破片になる」ことから「子孫繁栄」をイメージさせるため縁起がいい、という考え方をされることも多くなっています。
それでも縁起の悪さが気になるという場合は、漆器や木製食器など割れにくい素材の食器を選ぶと良いでしょう。食器は、夫婦の新生活において必ず必要になり、日常生活で使える実用性の高いプレゼントなので、喜んでもらいやすいです。
自分ではなかなか購入しないようなおしゃれな食器、来客用の食器、こだわりのあるデザインや素材の食器は、特別感があり贈り物としてぴったりです。
結婚祝いに人気の食器ブランド5選
結婚祝いとして人気かつおすすめの食器ブランドとその特徴をご紹介します。
Tiffany(ティファニー)
Tiffany(ティファニー)はリングやネックレスなどのジュエリーブランドとして知られていますが、ジュエリーだけでなく、雑貨や食器なども豊富です。Tiffanyの食器は鮮やかな『ティファニーブルー』の色合いが特徴で、素材も高品質なため長く使うことができます。テーブルに置くだけで、ぱっと華やかになりテーブルを彩ります。
Tiffanyおすすめ商品:カラーブロック デザートプレート 21cm ペア
「ティファニーブルー」のバイカラーが印象的で、Tiffany独自の色使いや模様、フォルムが魅力的なプレートセットです。
シンプルでありながら目を引くデザインなので、派手すぎる食器を使いたくない、落ち着いたデザインで統一したい、という方にもおすすめです。
Swarovski(スワロフスキー)
Swarovski(スワロフスキー)は、1895年に設立されたオーストリアのクリスタルブランドです。光を美しく反射する高品質のクリスタルが使用されており、ヴェルサイユ宮殿やオペラ劇場でも使われています。
Swarovskiおすすめ商品:スワロフスキー × ローゼンタール シグナム・プレートセット
デザイナーのジョバンナ・エンゲルバードがデザインしたシリーズで、華やかな色合いと優雅なイメージの模様が特徴的なプレートです。繊細さがあり、特別なお食事の際にもぴったりのアイテムです。
HERMES(エルメス)
HERMES(エルメス)は、1837年にパリに設立したファッションブランドで、バッグやアクセサリー、スカーフなど幅広い商品を販売しています。食器も豊富に取り揃えており、特にシルクスカーフのモチーフを再現したデザインが人気です。
HERMESおすすめ商品:アッシュデコ HDECO デザートプレート ペア
エルメスの第一号店であるセーヴル店の内装に施された、アール・デコ様式の装飾をもとに作られたモチーフが 「アッシュデコ」です。「HERMES」のイニシャル「H」を2つ重ねたモチーフで、HERMESらしいエレガントさと上品さのあるデザインです。
Baccarat(バカラ)
Baccarat(バカラ)は、1764年に誕生した由緒あるグラスブランドです。繊細でエレガントなデザインで芸術性も高いことから、世界中の王室や皇室で愛用されています。
バカラグラスは、デザイン性の高さはもちろんですが、高品質のクリスタル素材を使用しているため非常に耐久性が高く、長持ちします。特別感がありかつ実用性も兼ね備えているので、特に結婚祝いなど特別な日の贈り物にはぴったりと言えるでしょう。
Baccaraおすすめ商品:シャトーバカラ ワイングラス Lサイズ ペア
「シャトーバカラ」シリーズは緻密な計算に基づき、アルコールの刺激を抑制するデザインで作られています。お酒好き、ワイン好きなカップルに特におすすめです。
Dior(ディオール)
Dior(ディオール)は、1946年にフランスにて創設されたファッションブランドです。ファッション、アクセサリー、香水、化粧品などを販売しており、長年、世界中のセレブリティたちから愛されています。
Diorおすすめ商品:ディナープレート カナージュ ミス ディオール 24.5cm
白を貴重とした最高級のリモージュ陶器に「カナージュ」モチーフを浮彫り技法であしらったプレートです。「カナージュ」は正方形とひし形を交差したようなデザインで、ディオールのアイコンとも言えます。優雅さがあり、テーブルに一枚置くだけで食卓を彩るので、記念日の贈り物に最適です。
結婚祝いに喜ばれる食器を選ぼう
お皿やカップ、グラスなど新生活で必要になる食器類は結婚祝いとして喜んでもらえるはずです。マナーや言い伝えを考慮するのも重要ですが、何より相手の好みやライフスタイルを考えて、相手の喜ぶ顔を思い浮かべて選ぶようにしましょう。
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